今日の安曇野は、曇り空です。
毎日、草木の生い茂りゆくのを見ては楽しんでいます。
庭のつつじがいっぱいに咲きだしているのも、つくしの後にはスズランが群れて咲きだすのも
見事です。
この4日間、印紐づくりをしていました。
こんな感じで本日、ほぼ完成!

古いタイプの印章に、このようなものがありました。
連環紐(れんかんちゅう)といい、輪っかが印につながっています。
どうやってつなげたのかな?
と一瞬不思議に思うのですが、最初からつながるように木を削りだしているのです。
木材は何にしようかと、手元にある材を手にとっては眺めながら、
"キングウッド"という材にしました。
これがまたすごく堅い木で・・・・。
ブラジル産で、昔ながらの家具に使われているようです。
その、材質や見栄えから王にふさわしい木ということで
この名前がつけられたそうです。

ちょうど良いサイズに材をカットし見当をつけて、
ナイフ一丁で削りだします。

とにかく堅い!
ひたすら削ったのですが一日目はこのぐらい。
先は思ったより長いようです。

見上げると、庭の柿の木の葉が青々と茂りはじめていました。
今年もいっぱい実がなるかな~。

連環紐づくり2日目に突入。
なんとなくそれらしい雰囲気になってきました。
水車のようなかたち。

小刀と彫刻刀を交互に使い分けながら、丸みを出していきます。
なんとなく鎖のようなかたちになってきました。
ここで2日目終了。

3日目は、輪っかにすべく鎖のような部分にひたすら彫刻刀を入れます。
貫通をうながすために、途中電動のドリルも使いました。
もう少しで輪っかが外れそう。
このあと、見事に輪っかがつながって外れました。

4日目の今日は、ひたすらサンドペーパーで磨きだし、
天然油をすりこみ、完成。
トップの画像のとうりです。

つばめくんが、最近ではよく飛んできて、
どこに巣を作ろうか思案中。
よく見ると、先に蜂くんが巣をつくっていました。
ちなみにこの連環紐作りの参考文献は、
季刊墨スペシャル22
「石印材の楽しみ」 芸術新聞社 本体2524円+税
です。
作ってみたい方は是非。